4月25日、関東あまたか会会長、松尾和幸さんが亡くなられました。突然のことで、役員一同衝撃を受け、深い悲しみに沈んでいるところです。3月29日の観桜会で元気なお姿を拝見したところでしたが、4月中旬、体調が思わしくないとして入院されました。しかしその後も回復されず、病院で息を引き取られました。最後はご家族もご一緒でした。ご遺族のみなさまには謹んで哀悼の意を表するとともに、会長のご冥福をお祈りいたします。
会長のご家族から、葬儀は近親者のみで行われること、また奥様もご高齢で対応が難しいことから、弔電その他すべてご遠慮したいとのお申し出がありましたので、当会事務局としても早急な公表は控えておりました。ご了承下さい。
松尾和幸さんは苓北町富岡出身の16回生(昭和39年・1964年卒)。高校時代は啓明寮に入り、バレーボール部所属でした。防衛大学校を卒業して自衛官となられ、雲仙普賢岳噴火後の救援活動、阪神・淡路大震災後の救援活動に従事。退官後もカンボジアでの地雷除去のボランティア活動に邁進されました。
平成23年(2011年)、第9代関東あまたか会会長に就任され、令和2年(2020年)まで務められました。その後名誉会長となられるもあれこれと会務を引き受けて当会の運営に貢献され、令和7年1月より山中麗子第10代会長の転居に伴う臨時の対応として再び会長を務めていただくことになりました。会報の発行、総会及びイベントの実施、本部同窓会及び支部との密な交流、長きにわたって活動の指揮をとり、会の発展に多大なる貢献をされました。とくに関東に来る新卒者を集めたり、つくばサイエンスエッジでの在校生の発表を応援するなど、若い世代の支援に熱心に取り組まれました。
関東あまたか会役員会としましては、今年11月の総会で次期会長が選出され、来年1月に就任となるまで、平石水利・星野悦子両副会長が会長業務を代行することといたしました。
事務局長 松野明久(高27)記

クリスマスパーティーにて。2020年頃の12月。写真提供・大塚延子(高16)

お花見にて。2019年3月。写真提供・吉村いつみ(高25)